お金はどこから生まれどこに流れているかを把握する事は企業経営にとって大切な事です。
(お客様や取引先様とのお取引によるものという大前提は抑え、感謝や倫理的価値観の経営を大切にした上でと捉えてください。)
構造としては3つです。
①営業活動
②投資活動
③財務活動
②の投資活動とは設備投資や保険積立金などが一般的で有価証券や固定資産の売却がない限りマイナスである事が多い。
つまり、①の営業活動でしっかりとキャッシュを生み出していないと③の財務活動の借入金返済で現預金が減る一方。もしくは、借入によりキャッシュを生み出すような借入依存体質の構造になってしまいます。
実は、多くの企業がこの「借入依存体質」なのです。
平成26年度3月期決算法人の71%が赤字申告。実態バランスで債務超過の企業が約60%というデータもそれを裏付けています。
キャッシュフローの最大化を図る為に、今までのやり方に変革を起こす必要があります。
「どこ?・なぜ?・どのように?」を繰り返し社内で共有し改善・変革をし、潰れない自己資本経営を目指していきましょう。