融とITを融合させるフィンテックのスタートアップが
「中小企業の請求書をオンラインで買い取って資金を提供する」サービスを広げている。
事業開始から2年間で累計150億円まで増えた事例もある。
AIでデータ分析し、対面でのやり取りを省いて短時間で提供する新興勢が中小企業の資金繰りを支える構図。
【背景】
・業務拡大によりキャッシュアウト先行
業務拡大により月によっては売り上げが前月の倍に膨らみエンジニアの採用など人件費などのキャッシュアウトが先行という課題
・AI駆使し、精度を分析
中小企業の請求書や決算書などのデータをオンラインで提出し、20万社の様々なデータを学習したAIが2~3か月後に入金されるかどうか見極めている。
【現象】
貸し倒れリスクは取扱高全体の数%としている
手数料は2~9%と金融機関の融資より高い金利
【利点】
1、決済までのスピードが速い
  原則24時間以内に審査、最短即日入金
  →金融機関のファクタリング(請求書を買い取る)は郵送による資料提出と面談で3日程度
2、少額からの利用が可能
  金融機関が貸せない少額から利用可能
  平均1回200~300万
【今後】
AIなどのデジタル革命により中小企業の資金繰りが劇的に変わりつつある。
HP更新やSNSの評判なども審査し、貸し倒れリスクを細かく見極める。