住宅ローンの「固定型」を選択する人が激減しているとの事。
【固定金利選択比率】
2016年50% → 2018年30%
2006年以降最低となっている。
【背景】
超低金利の常態化
長期金利低下局面では返済額の見通しが立てやすい「固定型」が人気で
マイナス金利が浸透した2016年は「固定型」が増えた。
マイナス金利が継続し常態化すると固定金利「1%弱」と歴史的低水準
【現象】
変動型>固定型
固定型選択は
2016年 三菱UFJ銀行 約90% → 2019年4~11月 3メガバンク平均35%
【原因仮説】
・住宅価格の高止まりから返済負担の少ない「変動型」を選択
・ネット銀行を中心に「変動型」を押し出している
ソニー銀行・住信SBIネット銀行:0.4%程度
3メガバンク :0.5~0.6%
・店舗契約からネット契約にシフト
低金利で利ザヤが縮小し、人件費・事務費負担増
・三菱UFJ銀行 2019年10月525店舗中郊外型の54店舗で「住宅ローン取扱中止」
三井住友銀行 2019年09月 139/430店舗でテレビ電話やネット手続きを促進