善悪を見分け、プラス面、マイナス面に敏感で、
言葉や行動がすべて中庸にかなうものこそ、常識。
「智、情、意」のバランスを保ち、均等に成長したものが完全な常識。
「智」人として知恵が充分に発達していないと
物事の本質を見ることができない。
しかし、智ばかりではなく「情」がないと
「智」の能力は十分に発揮されない。
情愛がなければ自分の利益のみ追い求め
他人を突き飛ばしても気にしない人間になってしまう。
「情」はバランスを保つもの。
しかし、「情」に走りすぎるのも問題がある。
「意志」というものの必要性が生じてくる。
動きやすい感情をコントロールするのが「意」。
強い意志の上に、聡明な知恵を持ち、これを情愛で調整する。
さらに3つをバランスよく配合して、大きく成長させてこそ初めて完全な常識となる。