こんにちわ。Mapイノベーションの本橋です。
有名企業のファイナンスを読み解く「戦略ファイナンスメルマガ第2号」をお届けします。

戦略ファイナンススクールでは、有名企業のファイナンスを学ぶことで、
✔ファイナンスの本を読んだが、難しくて挫折した
✔戦略を学び自らのビジネスに活かしたい
✔ファイナンスを学びビジネスや投資に活かしたい
✔MBAを取得したが、卒業後継続的に学び続けたい
✔戦略CFOとしてクライアントを支援していきたい


上記のような方と一緒にファイナンスを身近に感じていただき
ファイナンスを武器として活用できるビジネス力を向上させていくメルマガとして
情報をお届けしていきます。


2号は、「ソニーグループの有価証券報告書にスパイダーマンは記載されている?」
ファイナンスをおもしろく・身近に感じていただくために、スパイダーマンに登場いただきます。

ソニーグループは、国内時価総額ランキング第2位 14兆5,150億円(2022.08.26現在)

ソニーの強さ、ソニー復活の源泉はどこにあるのか?
スパイダーマンとプレステは、その原動力になっているのか?
メルマガ第2号は、世界に羽ばたくソニーグループをDay1~3で学んでいきたい。

ソフトバンクGが、「AI・情報革命の資本家」に対し、
ソニーグループは、「テクノロジーを活用したエンターテイメントの革命家」と言えるのではないだろうか。

まず、Day1では、ソニーグループの事業と財務を整理します。

【ソニーの事業展開とセグメント別売上高】
2022年5月 2022年度経営方針説明会
会長 兼 社長 CEO(最高経営責任者)の吉田憲一郎、
「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)で事業展開している。

​現在のソニーは、3つの事業領域での投資と成長を重ねている。
1,ゲーム&ネットワークサービス、音楽事業、映画事業
2,エレクトロニクス事業、イメージング&センシングソリューション(モバイル&産業機器向けセンサー)
3,メディカル事業・金融事業

ゲーム&ネットワーク事業が連結売上高の50%を超え、営業利益の2/3を占める

・セグメント別売上高
ゲーム&ネットワークサービス 28%
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション 23%
金融 15%
映画 12%
音楽 11%
イメージング&センシング・ソリューション 10%
その他 1%


【ソニーグループの連結財務諸表】を整理すると
​B/S​
総資産30.5兆円。純資産7.2兆円。有利子負債21.5兆円。
自己資本比率は、2022年3月期 23.6% 2021年3月期 24.4%

​P/L​
FY21 売上高 9.9兆円 当期純利益 8,800億円 経常利益率11.3%
FY20 売上高 8.9兆円 当期純利益 1兆300億円 経常利益率11.1%

ROE(自己資本利益率)12.3%
ROA(総資産利益率) 2.9%
※2022年3月期

戦略CFO大学独自の財務分析メソッドを活用し、戦略とファイナンスをDay1~Day3と3回に分けて丸裸にしていきます。


次回Day2は、スパイダーマンとプレステが、有価証券報告書に記載されている?