先月開催された、日経新聞主催「資本コスト経営による企業価値向上」と題したセミナー
最適資本構成とCCC改善
資本コスト経営とは投資家の期待する最低限の収益率を超える経営。
株主資本コストを上回るリターンまたは、加重平均資本コスト(WACC)を超えるROIC(投下資本利益率)
パネリストの多くが、「B/Sを意識した経営」について触れている。
中小企業にとっては、CCC改善も含め調達と運用がうまく行えているか「資金別貸借対照表」からお金の流れを整理把握し安定資金を生み出していくB/S思考経営を重視していく必要がある。
「資金別貸借対照表」
これはものすごい優れもので、上場企業などの分析もできる。ソフトバンクの有価証券報告書から資金別貸借対照表に落とし込むと孫さんがプレゼンする決算報告の意味がよくわかる。同じようにヤオコーとイトーヨーカ堂なども資金別貸借対照表に落とし込むと戦略の違いが見えてくる。
中小企業のスモールM&Aにも役立てられる理論も構築できる。