【収益構造と単価設定~値引きと値上げの分岐点~】
「吉野家 営業利益97%減」
「ハイデイ日高、前年同期比4%減」
共に2018年3~8月期
※日経新聞9月27日及び10月6日より
両社ともに売上は増収
値上げや客単価は上昇しているが、減益に!
原材料費や人件費の高騰が利益に大きく影響を及ぼす
ハイデイ日高の2018年3‐8月期対売上高人件費率は約35%
2012年度は約27%であったからなんと8%上昇
ハイデイ日高の営業利益率は11.5%(2018年2月期)と同業他社約7~8%と比較し収益力は高い
セントラルキッチンによる効率化と人口の多い首都圏への集中出店の戦略がその理由と分析している。
飲食店のアルバイトの募集平均時給は2011年約900円から1,000円と1.1倍に!
吉野家も業績回復に向け、「黒い吉野家」として外観を黒色西、落ち着いた内装でカフェ風にし、女性客や家族連れを取り込む戦略的な展開も。新型店は前払いのセルフ式。
既存店より回転率は落ちるが、単価を上げて業績回復へとチャレンジしている。
さて、ここで、
1、値引により販売数を何%アップさせる必要があるか
2、単価UPにより、客数が減った場合、単価UPは何%の客数減少まで許容できるか!
ここを抑えておくことが重要。
これら「利益」への意識とロジックを学んでおくことが重要であり、財務戦略決断ゲーム®では、これらをゲームを通じて体感しながら学んでいただく。
自分の値引きや値上げの決断が利益やキャッシュにどのように影響を与えるか。リアルにお金が増えたり減ったりと痛みを味わうから体で覚えられる。
粗利率70%の収益構造の事例で紹介すると
1、10%値引きは客数(販売数)17%UPが必要
2、10%値上げは客数(販売数)13%DOWNまで許容できる。
財務戦略決断ゲーム®でこれらのメソッドを体感し自社の経営へ活かしていただけるように全国展開していきます。
おもしろそうだな!と思った方はぜひメッセージ下さい。